今回は、プロムジャパンとタイアップしてドレスを製作してくださった、ドレスブランド「Kala」のデザイナー・Imaさんにインタビューしました。今回のタイアップでは、3着を私たちプロムジャパンのために、2着をKalaオリジナルのデザインとして作っていただいています。

2019年9月、インドネシアでドレスブランド「Kala」を設立したImaさん。日本の独特な言語や文化に魅せられた彼女は、インドネシアの高校を卒業後、語学学校を経て日本の大学へ正規留学しました。あえて英語が通じる欧米ではなく、言葉も文化もゼロから日本を学び始めたからこそ、この国への造詣が深いといえます。チャレンジングな環境で学んだ国際ビジネスが、「Kala」設立へつながりました。
ドレスブランド「Kala」とは
- 設立:2019年9月、インドネシアにて
- デザイナー:Imaさん(日本の大学で国際ビジネスを学んだ元留学生)
- ブランド名の意味:“kala”=“every moment”(一瞬一瞬)
- 特徴:インドネシアの生地・布文化を活かしたドレス
Kalaというブランドを立ち上げたきっかけは何ですか?
母国インドネシアに貢献したいという想いからでした。それは単純に政府機関などで働くということではなく、自らファッションブランドを通して、母国の素晴らしい文化を世界へ広めるという形で実現したいと思いました。
インドネシアでは、地域性の強い独自の布文化が各地で華麗に花開いています。日本では和服を着る機会がどんどん減少し、それに伴い布文化の継承も厳しくなりつつある憂うべき現状がありますが、インドネシアではまだまだ日常生活の中に布文化が息づいているところがまた魅力です。インドネシアには世界一素晴らしい服飾文化があると思っており、それを広めることに情熱を注ぎたいと思っています。
大学ではファッションマネジメントやファッションデザインに力を入れて学んだので、その理論を社会という実践で生かしたいと思い、ファッションブランドKalaを立ち上げました。
名前にはどういう気持ちが込められていますか?
“kala”は“every moment”という意味です。日本語では『一瞬一瞬』という意味で、どのような場面でもファッションを楽しんで欲しい、そして一瞬一瞬を大切に生きて欲しいという想いから名付けました。
コロナ禍で見えてきた課題は何ですか?
今は、新しい商品を作りたいと思っています。マスクや医療用の防護服などを作りたいです。ただ、インドネシアのジャカルタではいまだに街が閉鎖していて、お店もほとんど閉まっている状態で、生地を探しにいくことが困難です。まずは少しでもコロナが落ち着くことを願っています。
今後の展開について教えてください
来年、Kalaのファッションイベントを開催したいと思っています。実は今年の9月に開催する予定でしたが、コロナでかなり厳しい状況ですので、リスケジュールを考えています。
服飾関係者など50人程度をお招きして、インドネシアの装飾品・生地を用いたファッションを紹介する企画を考えています。服だけではなく、Kalaの香水や、ブライダルでも使えるようなダイヤモンドが施された指輪などのアクセサリーの販売も検討しています。
日本人にどんなドレスを着てほしいですか?
インドネシアと日本の文化を融合したような服を着て欲しいです。その手始めとして、インドネシアの生地を使った帯を現在製作中です。服が白でも黒でも合うような物を考えています。
もちろん、インドネシアの服飾文化を日本人のテイストに合わせることに難しさも感じます。というのも、日本人は暗い色の服を着ることが多く、カラフルなインドネシアの服飾文化とは真逆をいくからです。ですので、一見相反するデザインを融合させ、日本人にも身近に着てもらえるよう、今新しいドレスを作り始めているところです。
日本の皆さんに伝えたいことは?
もっとカラフルな服を着て欲しいです!!!
私は日本人の肌の艶や溢れる気品がとても素敵だと思います。肌の色に関係なく、どんな色の服でも合うと思うのですが、暗い色の服を好んで着ていることはもったいないと思います。日本人にもっと明るい色の服を着て欲しいので、インドネシアの文化を組み合わせた服を作れるように頑張ります!
ぜひKalaの服を着ておしゃれをして、ランチやディナーを楽しんでください。
おわりに
Imaさん、貴重なお時間をありがとうございました。今回は素敵なドレスを作っていただき、今後もいろいろな形でコラボレーションをしていければと考えています。皆さんもぜひ、素敵なドレスと一緒にランチやディナーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい
- ウェディングドレスだけじゃない!デザインがとても魅力的なDosqa Tokyo!
- 海外でドレスが主流の国でもデザインの違いはあるの?アメリカとフランスを比べてみた!
- 日本ではなぜドレスを着にくいのか?アンケートから見えた「興味はあるのに着られない」理由
※本記事は2020年の取材をもとに執筆した内容を再編集したものです。



